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今すぐできる節電方法13選!電気代を節約するためのポイントを紹介

節電

「エアコンを使いたいけど電気代が気になる」「電気代の請求が高くて何とかしたい」など、節電を考えている方もいるかもしれません。

定番の節電方法を知っておくと、無理せずに効果的な節電が期待できます。ぜひ基本を押さえて、無理なくできる省エネを実践していきましょう。

この記事では、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、洗濯機・乾燥機など、自宅の家電で今すぐできる節電方法13選を紹介します。

よく使う家電の電力消費量は大きい?

節電するにあたって、どの家電で節電すればよいか悩むかもしれません。できるだけ節電量を多くしたいと考える方も多いでしょう。資源エネルギー庁の調査によると、家電ごとの電気消費量の割合は以下のとおりです。

出典:資源エネルギー庁
家電製品別の電力消費割合を知ろう!

夏と冬で消費割合に若干の差はありますが、普段からよく使う「エアコン」「冷蔵庫」「照明」の電力消費量が特に多いことがわかります。

そのため、消費量の多い家電から節電を心がけることがおすすめです。今回は、「エアコン」「冷蔵庫」「照明」のほか、すぐに取り組みやすい「洗濯機・乾燥機」「テレビ」の計5つの家電の節電方法を紹介します。

エアコンの節電方法

まずは、エアコンの節電方法を見ていきましょう。エアコンは、控えめな温度設定やこまめなフィルター掃除、室外機周りの整理がポイントです。

室温は適温に保つ

エアコンは冷やしすぎることを避けて、適温に設定することで節電ができます。節電をするなら、夏場の温度設定は28℃が目安です。

なお、エアコンによる冷たい空気は部屋の下にたまりやすいため、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることで、涼しく感じやすくなります。28℃に設定しても暑さが解消されない場合は、部屋の換気をしたり、風を循環させる機器を用いたりして、まずは空気の循環をしてみましょう。

また、空気の循環に加えて、すだれやサンシェードなどで窓の日射対策をすることも、室温や体感温度の調整に効果的です。

涼しく過ごす工夫をする

エアコンの設定温度を控えめにするために、涼しく過ごす工夫を取り入れることも意識してみましょう。例えば以下のものが挙げられます。

  • 通気性が良い服装や冷感素材の服装で過ごす
  • ジェルシートネッククーラーなどの冷感グッズを使う
  • 体温を下げる食べ物を食べる

夏の室内で過ごしやすくするためには、通気性の良い服装や冷感素材などの服装を選ぶと良いでしょう。服装だけでなく、ジェルシートやネッククーラーなどの冷感グッズを使用して体温を下げることも効果的です。

また、体温を下げる食べ物を取り入れることも効果的です。夏野菜や夏の果物(キュウリやトマト、ナス、スイカなど)には、利尿作用によって体温を下げる効果が期待できます。ご自身が取り入れやすい食材から取り入れると良いでしょう。

フィルターをこまめに掃除する

エアコンのフィルターをこまめに掃除することで、目詰まりによる冷暖房効率の低下が防げます。2週間~1ヶ月に1回を目安に、フィルター掃除をしましょう。

掃除の際は前面パネルを開けてフィルターを取り外し、掃除機でほこりを吸い取ります。汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を薄めた溶液に浸してつけ洗いをしましょう。つけ洗いした場合は、フィルターを日陰で干して十分に乾燥させてから本体に戻してください。

室外機の周りにものを置かない

エアコンの室外機は、冷房の際には熱を外に逃がす役割があります。そのため、吹出口の前やその周りにものを置いて空気の流れが妨げられると、冷房効率が下がります。室外機の周りにものが置かれている場合は、片付けてすっきりさせましょう。

その他、室外機への直射日光を抑えることで冷房効率が高まります。すだれや市販の室外機カバーなどで日陰を作ることも検討してください。

なお、年間で節約可能な金額は以下のとおりです。

節電の行動 年間での節約金額
室温を適温に保つ 約940円の節約
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合
こまめなフィルター掃除 約990円の節約
※フィルターを月に1回か2回清掃

冷蔵庫の節電方法

冷蔵庫は壁から離して設置し、庫内に食材を詰め込み過ぎないことがポイントです。また、余分にドアを開閉することも電力消費に繋がります。冷蔵庫の節電方法を見ていきましょう。

冷蔵庫内を整理して詰め込み過ぎない

冷蔵庫の中身が多いと庫内が冷えにくくなり、消費電力が大きくなる傾向があります。また、目当ての食材を見つけるために扉を開く時間も長くなり、その点でも電力の使用量が多くなります。

いらない食材は廃棄して、冷蔵庫の中身を整理しましょう。庫内を整理して食材をしっかり冷却できる環境を作ることで、食材の腐敗を防ぎ、食中毒の予防にもつながります。

壁から離して設置する

冷蔵庫が壁に近いと放熱しづらくなり、冷却のための消費電力が大きくなります。側面に0.5~2cm以上、上部に5cm以上の隙間をつくり、周囲にスペースを確保しましょう。

冷蔵庫をぴったり壁付けしたり、冷蔵庫の両脇に隙間なく棚を設置したりすることは避けてください。

ドアの開閉をしすぎない

冷蔵庫は、ドアを開けた際に庫内の冷気が外に逃げています。必要な時に開ける分には問題ありませんが、何度も開閉を繰り返すと庫内を冷やすために電力を消費してしまうため注意しましょう。

なお、年間で節約可能な金額は以下のとおりです。

節電の行動 年間での節約金額
詰め込み過ぎない 約1,360円の節約
※詰め込んだ場合と、半分にした場合の比較
壁から離して設置する 約1,400円の節約
※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較

照明の節電方法

照明の節電は、とくにLEDランプへの交換が効果的です。日々の節約としては基本的なところになりますが、こまめに照明を消すことをあらためて意識してみましょう。

LEDランプに取り替える

白熱電球からLEDランプに取り替えることで、大きな節電効果が期待できます。一度照明の交換を実施すれば、意識せずとも日々節電が可能です。

家電製品協会「2024年度版スマートライフおすすめ BOOK」によると、白熱電球から電球形LEDランプへの交換で、約86%の消費電力の削減が可能です。交換には初期費用がかかりますが、長期的に使用するなら初期費用以上の節約も十分に期待できます。

こまめに照明を消す

日々取り組みやすい節電としては、使わない部屋の照明をこまめに消すことが挙げられます。電球形LEDランプの場合、1日1時間点灯時間が減ることで、年間2.74kWh(約85円)の節電に繋がります。

こまめに照明を消すことは、節約に向けた意識付けとして取り組みやすいところになるので、日々の生活のなかで意識して取り込んでみましょう。

なお、年間で節約可能な金額は以下のとおりです。

節電の行動 年間での節約金額
LEDランプに取り替える 約2,790円の節約
※54Wの白熱電球から9Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
こまめに照明を消す 約85円の節約
※7.5Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮

洗濯機・乾燥機の節電方法

洗濯機・乾燥機の節電は、乾燥機能の利用を減らすのが節電としては効果が大きいです。また、まとめ洗いは取り組みやすい節電方法なので、ぜひ実践していきましょう。

乾燥は部屋干しと併用する

ドラム式洗濯機の乾燥機能や、衣類乾燥機、浴室乾燥機などを利用している場合は、部屋干しを併用することで、乾燥機能を使う頻度を減らすことを検討してみましょう。

ドラム式洗濯機で「洗濯+乾燥」から「洗濯のみ」に変更すると、1回あたり30~80円ほど節約ができます。「洗濯+乾燥」に比べて9割以上の電気代が削減できることも多く、大きな節電効果が期待できます。

まとめ洗いをする

洗濯はまとめ洗いで節電と節水が可能です。毎日洗濯をしている方は、洗濯槽の7~8割程度を目安に数日分をまとめ洗いできないか検討してみましょう。洗濯機の適格容量4割で洗う場合と8割で洗う場合だと、年間で5.88kWh(約180円)の消費電力量の差が出ます。

ただし、詰め込みすぎは洗浄力の低下や洗濯機の故障につながる可能性もあるため注意してください。

なお、年間で節約可能な金額は以下のとおりです。

節電の行動 年間での節約金額
自然乾燥と併用 約12,230円の節約
※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と乾燥機のみで乾燥させる場合の比較(2日に1回使用)
まとめ洗いをする 約180円の節約
※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合の比較

テレビの節電方法

テレビの節電は、こまめに消すことと画面輝度を調整することが効果的です。どれも難しい方法ではないため、まずは習慣づけしていくことが大切です。

こまめに消す・待機電力を減らす

テレビを使わない時はオフにしましょう。何となくつけっぱなしにする機会が多い方は、特に意識してみてください。

また、長時間使わない時は主電源をオフにする、旅行で家を空ける時はコンセントプラグを抜くということまで行うと、微力ではありますが待機電力を節約できます。

テレビだけではなく、他の家電も長期間使用しない時はコンセントプラグを抜くことを意識すると効果が期待できます。

省エネ設定や画面輝度の調整を利用する

テレビの画面輝度は、最大でなくても十分快適に視聴できることがあります。

一般財団法人 省エネルギーセンターのデータによると、画面輝度を最大から中央に変更した場合、年間で27.10kWhの電気使用量が削減でき、CO2排出量は9.5kg削減できます

また、画面輝度のほか、省エネ設定が利用できる製品もあるので、機能を確認して必要に応じて利用してみてください。

なお、年間で節約可能な金額は以下のとおりです。

節電の行動 年間での節約金額
テレビを見ていない時はこまめに消す 約520円の節約
※1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らした場合
画面輝度の調整 約840円の節約
※テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中間)にした場合

※出典:一般財団法人 省エネルギーセンター
家庭の省エネ大辞典 2012年版

節電するとどれくらい節約できる?

経済産業省 資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」を参照し、基本的な節電をいくつか実行した場合、節約ができるおおよその金額は次のとおりです。

家電 節電の行動 年間での節約金額
エアコン 室温を適温に保つ 約940円の節約
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合
こまめなフィルター掃除 約990円の節約
※フィルターを月に1回か2回清掃
冷蔵庫 詰め込み過ぎない 約1,360円の節約
※詰め込んだ場合と、半分にした場合の比較
壁から離して設置する 約1,400円の節約
※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較
照明 LEDランプに取り替える 約2,790円の節約
※54Wの白熱電球から9Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
こまめに照明を消す 約85円の節約
※7.5Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合
洗濯機・乾燥機 自然乾燥と併用 約12,230円の節約
※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と乾燥機のみで乾燥させる場合の比較(2日に1回使用)
まとめ洗いをする 約180円の節約
※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合の比較
テレビ テレビを見ていない時はこまめに消す 約520円の節約
※1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らした場合
画面輝度の調整 約840円の節約
※テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中間)にした場合
合計 年間で約21,335円の節約

出典:経済産業省 資源エネルギー庁
無理のない省エネ節約」から一部抜粋

上記の節電の場合、合計で「年間約21,335円」の電気代が節約できます。

洗濯機で自然乾燥と併用して乾燥機を減らす方法での節約金額が約12,230円と金額が大きいですが、これを除く場合も年間で約9,105円の節約ができます。

冷蔵庫の整理と設置場所の見直し、LEDランプへの交換、乾燥機の利用を減らす(自然乾燥と併用)などの方法は、節電効果が高いことが分かります。

節電に取り組むなら「auでんき」がおすすめ

これから節電に取り組むなら、電気の契約は「auでんき」がおすすめです。auでんきでは「auでんきアプリ」で電気料金を確認して、効果的に節電に取り組めます。

「auでんきアプリ」から電気料金の確認が可能

「auでんきアプリ」から30分単位で電気料金を確認することが可能です。電気料金を毎日スマホでチェックすることで、日々の節電に役立てることができます。

また、アプリからは電気料金の月末予測、電気利用量が多い家電※1なども確認が可能です。

さらにauでんきアプリでは、プッシュ通知※2で電気の使いすぎをお知らせする機能もあります。「気付かないうちに電気料金が高くなってしまった」ということを防げるため、安心して利用することができます。

  1. オール電化プランでは「家電内訳」はご利用いただけません。
  2. スマートメーター未設置のお客さまは、電気料金の確定通知がご利用いただけます。

電気料金に応じてポイントがたまる

auでんきでは、毎月の電気料金※1に応じてPontaポイントが還元されます。

8,000円未満 0.5%のポイント還元
8,000円以上 1.0%のポイント還元

例えば、でんきMプラン(50A・435kWh)を契約していて毎月平均16,773円の電気料金で使用している一般的な4人家族のご家庭の場合、年間2,086ポイントのPontaポイントがたまります※2※3※4

たまったPontポイントは1ポイント=1円相当でお買い物に利用することが可能です。毎月ポイントをためて、おトクに電気を利用できます。

  1. 燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
  2. 当社料金シミュレーションにて算出しています。
  3. 2023年12月時点の燃料費調整額で算出しています。
  4. 年間合計のご利用料金のうち、基本料金(または最低料金)および電力料金の合計額(税抜)が対象となります。

まとめ

この記事では、今すぐできる節電方法を紹介しました。

エアコンは、控えめな設定温度、こまめなフィルター掃除、室外機周りの整理が節電のポイントです。冷蔵庫は壁から離して設置し、庫内に食材を詰め込み過ぎないことで消費電力が抑えられます。

照明は、LEDランプへの交換が効果的です。テレビはこまめに消す、待機電力を削減するなど日々の取り組みで節電ができます。その他、洗濯機・乾燥機は、乾燥機能の利用を減らすのが節電としては効果が大きく、おすすめの節電方法となります。

なお、電気代を抑えるなら、節電とあわせて電気の契約の見直しもおすすめです。

auでんきは、シンプルに使えて、電気料金の支払いでポイントがたまります。

また、auでんきアプリを利用すると30分単位で電気料金が確認でき、日々の節電に取り組みやすくなります。

電気契約の見直しや節電を検討している方は、ぜひauでんきを検討してみてはいかがでしょうか。