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電気メーターとは?種類や見方、有効期限、スマートメーターの機能を紹介

電気代

電気メーターは、各家庭の屋外などに設置されている電気使用量を計測する機器です。

従来型(機械式)の電気メーターとスマートメーターの2種類があり、新型のスマートメーターでは通信機能で検針作業が不要になるなど、従来型にない機能が搭載されています。

電気メーターとはそもそも何か、気になっていた方もいるかもしれません。この記事では、電気メーターの機能や種類、メーターの見方、スマートメーターの概要などを紹介します。

電気メーターとは

電気メーターは、各家庭などにある電気の使用量を計測する機器のことです。電気メーターの種類は、従来型(機械式)とスマートメーターの2種類があります。

電気メーターの種類 特徴
従来型(機械式)
  • 電気使用量の計測と表示のみが可能
  • 通信機能はなく検針員による目視での検針が必要
スマートメーター
  • 30分ごとに電気使用量を計測することが可能
  • 通信機能があり、検針が不要
  • ブレーカー機能がある

従来型の機械式の電気メーターは、内蔵のコイルに電気が流れると磁力が発生する原理を利用して円板を回して、電気使用量を計測しています。

従来型には通信機能はなく、検針員が各家庭を巡回して、電気メーターに表示されている電気使用量の積算値を目視でチェックして、毎月の電気使用量を確認しています。

一方、スマートメーターでは、従来のアナログな表示・仕組みからデジタルなものに置き換わっています。30分ごとに電気使用量が計測でき、通信機能により毎月の検針も不要です。

電気メーターは、従来型からスマートメーターへの交換が進められていて、全国で2024年度までにスマートメーターの設置が完了予定です。多くの家庭ですでにスマートメーターが利用されています。

電気メーターには有効期限がある

一般家庭で使用されている電気メーターの場合、有効期限は検定合格から10年間です。電気メーターの有効期限は、本体の正面にある小さな丸いシールに記載されています。

なお、利用者自身での有効期限の管理や電気メーターの交換は不要です。電気メーターの有効期限は電力会社が管理していて、有効期限が切れる前に電力会社によって交換されます。

電気メーターはどこにある?

電気メーターは基本的に家の外に設置されています。

戸建ての場合は玄関の近くの外壁などに設置されることが多いです。マンションなどの集合住宅の場合は、共用廊下のメーターボックス内などに設置されています。

電気メーターを探す際には、特に集合住宅では、隣の部屋のメーターと間違えないように注意してください。また、メーターボックスなどにガスメーターなどとまとめて設置されている場合には、他のメーターとも間違えないように注意しましょう。

新型の電気メーター「スマートメーター」とは?

スマートメーターは、2021年3月時点で全国約85%の世帯(6,917万台)に設置済みであり、2024年度までに全国で設置完了予定とされています。資源エネルギー庁の発表する資料では、東電エリアは100%の設置が完了しています。

スマートメーターの特徴としては、大きく以下の3つがあります。

  • 通信機能を搭載している
  • 30分ごとの電気使用量を計測できる
  • ブレーカー機能を内蔵している

出典:資源エネルギー庁電力・ガス事業部「電力データ活用による新たな付加価値創造」

通信機能を搭載している

スマートメーターには、計測した電気使用量を自動的に送配電事業者に送信する通信機能があります。送配電事業者が受け取った数値は、小売事業者へ通知されます。このスマートメーターの通信機能により、検針作業が不要になります。

30分ごとの電気使用量を計測できる

スマートメーターでは、30分ごとの電気使用量の計測が可能です。電力会社によっては、30分ごとに計測された電気使用量を、Webサイトやアプリから利用者自身で確認できます。

ブレーカー機能を内蔵している

電気を一度に使いすぎると、ブレーカーによって電気が遮断されます。従来の電気メーターは、ブレーカーで電気が遮断された際には、復旧のために手動で分電盤のブレーカーを上げる必要がありました。

一方、スマートメーターには、ブレーカーが内蔵されていて、電気を使いすぎて供給が遮断された時も、約10秒後には自動的に復旧します。

電気メーターの見方や計器番号の確認方法

電気メーターの見方や、計器番号の確認方法を見ていきましょう。従来型(機械式)の電気メーターとスマートメーターのそれぞれについて以下で紹介します。

従来型(機械式)の電気メーターの場合

従来型(機械式)の電気メーターは、電気使用量が積算値(指示数)としてメーターに表示されています。単位は「kWh(キロワットアワー)」です。従来型(機械式)の電気メーターでは、この積算値のみが数値として確認できます。

なお、本体の計器番号は、電気メーター正面に記載されています。計器番号を確認しておくと、引っ越し後に電気の使用を開始する際に手続きがスムーズに進むことがあります。

スマートメーターの場合

スマートメーターも、電気使用量が積算値(指示数)として表示されています。従来型(機械式)はアナログの表示ですが、スマートメーターは液晶での表示です。

なお、スマートメーターの場合は、契約している電力会社の会員ページやアプリで、電気使用量が確認できる場合があります。

計器番号は、従来型(機械式)の電気メーターと同様に、本体の正面に記載されています。

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auでんきも、スマートメーターを利用して「auでんきアプリ」から電気料金や電気使用量の確認が可能です。アプリからは、30分単位での電気料金、電気料金の月末予測、電気利用量が多い家電※1などもひと目で確認できます※2

また、アプリではプッシュ通知※3で電気の使いすぎをお知らせする機能もあります。これから節電に取り組む方も、プッシュ通知を設定すれば節電が継続しやすくなるはずです。

  1. オール電化プランでは「家電内訳」はご利用いただけません。
  2. スマートメーター交換を行っている場合は交換後、電力会社側でのデータ連携再開までに通常1週間から10日程度かかるため、アプリ更新が一時的に停止します。
  3. スマートメーター未設置のお客さまは、電気料金の確定通知がご利用いただけます。

毎月の電気料金に応じてポイントがたまる

auでんきでは、毎月の電気料金※1に応じてPontaポイントが還元されます。(auでんきポイント割引にはお申込みが必要です)

8,000円未満 0.5%のポイント還元
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「例えば、月々の電気料金が13,000円/月※2の場合、「auでんきポイント割引」で年間1,560pontaポイントがたまります。
マンション一括受電サービスを導入している集合住宅やオール電化住宅にお住まいの場合などは、auでんきを申込むことはできません。また、季時別プラン・法人契約は申込対象外です。

  1. 月額ご利用料金のうち、基本料金(または最低料金)および電力量料金の合計額(税抜)が対象となります。
  2. (全国または関西・九州エリア)基本料金(または最低料金)および電力量料金の合計額(税抜き)が対象となります。
    (北海道・東北・東京・中部・北陸・中国・四国)地域の電力会社の重量電灯相当です。電気料金に含まれる燃料調整額の上限金額を廃止しております。
    現在上限金額がある電力料金プランをご利用の場合、切り替えにより電気料金が高くなる場合があります。

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まとめ

電気メーターは、各家庭などにある電気の使用量を計測するための装置です。種類としては、従来式の機械式の電気メーターとスマートメーターの2種類があります。

スマートメーターは、通信機能が搭載されているほか、30分ごとの電気使用量が計測でき、検針作業が不要となります。電力会社によっては、スマートメーターがあることで、会員ページやアプリから利用者自身で30分ごとの電気使用量の確認なども可能です。

auでんきでも、アプリからの電気使用量の確認に対応しています。手持ちのスマホでいつでも電気料金や電気使用量を確認できます。

ぜひ電気メーターの機能を知って、日々の電気の使用や管理に役立てていきましょう。