auメール、なりすましメールの抑止と送信元のアイコン表示でフィッシング詐欺への対策強化
2023年9月29日
KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
KDDI、沖縄セルラーは2023年10月5日から順次、auメール(au.com/ezweb.ne.jp)において、なりすましメールによるフィッシング詐欺への対策(以下 本対策)を強化します。
本対策として、不正なメールの判別精度を向上させるため、送信ドメイン認証技術(DMARC、DKIM)を導入し、なりすましメールを抑止します。さらに、グローバルで採用が進むアイコン表示標準技術(BIMI)を導入し、お客さまが正規のメールか一目で判別できるよう送信元のアイコンを表示します。auメールをご利用のお客さまは、Android auメールアプリ、iPhone/iPadメールアプリで、KDDIからの配信メールに対してau/KDDIロゴまたは公式ロゴが表示されます。
Android auメールアプリ
iPhone/iPadメールアプリ
<メールアプリでのau/KDDIロゴ表示イメージ>
KDDIと沖縄セルラーは、お客さまに安全・快適にサービスをご利用いただけるよう、引き続きセキュリティの強化に努めていきます。
不正なメールの判別精度向上によるなりすましメールの抑止について
不正なメールの判別精度向上により、なりすましメールを抑止するため、送信ドメイン認証技術(DMARC、DKIM)を導入し、auメールの「迷惑メールおまかせ規制」機能を通じて、2023年10月5日以降順次お客さまに提供します。
「迷惑メールおまかせ規制」の初期設定はオンとなっています。
- 送信ドメイン認証技術導入により、KDDIからのメール(au.com/ezweb.ne.jp/auone.jpドメイン、およびそのサブドメインなど)を別メールアドレスへ自動転送設定をされている場合、転送先のサービスにて対象のメールが規制/または迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性があるためご注意ください。
送信元のアイコン表示について
これまでAndroidスマートフォンのauメールアプリで、KDDIからの配信メールに対してauロゴを表示し、お客さまが正規のメールか一目で判別できるようにしてきました。アイコン表示標準技術(BIMI)の導入により、auメールをご利用のお客さまは、auメールアプリに加えてiPhone/iPadメールアプリでも、2023年11月以降順次、KDDIからの配信メールに対してau/KDDIロゴまたは公式ロゴが表示されます。
また、企業や団体などの送信元でアイコン表示標準技術(BIMI)を導入している場合、送信元の公式ロゴが表示されます
【au/KDDIロゴまたは公式ロゴを表示するサービス一覧】(2023年11月以降順次対応)
au PAY、au PAY マーケット、auかんたん決済、データチャージ、WEB de 請求書お知らせメール、料金安心サービス
- ほかサービスについても、BIMIに対応できたものから順次ロゴが表示されます。
(参考)
DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance) | なりすましメール対策の技術で、電子メールの送信元ドメインを認証する技術。 |
DKIM (DomainKeys Identified Mail) | メールに付与されている電子署名を用いて正規の送信元ドメインから送信されているか、およびメールの改ざんがされていないかの確認する技術。 |
BIMI (Brand Indicators for Message Identification) | DMARC認証が成功した場合にメール送信者が公開している認証マーク証明書(VMC)やロゴデータを受信サーバで確認し、メールアプリ上で公式ロゴを表示させるアイコン表示標準技術。 |
- iPad、iPhoneは、米国およびほかの国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
- AndroidはGoogle LLC の商標です。
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