公園一体型宿泊施設「INN THE PARK 福岡」でバイタルデータ活用サウナやStarlinkを活用した公衆Wi-Fiを提供

～地域の魅力を拡張するauの地域共創プロジェクトの一環として3月25日から提供開始～

株式会社インザパーク福岡（本店：福岡県福岡市東区、代表取締役社長：馬場 正尊、以下 インザパーク福岡）、KDDI株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 CEO：髙橋 誠、以下 KDDI）と株式会社KDDI総合研究所（本社：埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長：中村 元、以下KDDI総合研究所）は2024年3月25日から、福岡市東区に位置する国営公園「海の中道海浜公園」内の公園一体型宿泊施設「INN THE PARK 福岡」にて、宿泊サービスを拡張する取り組み（以下 本取り組み）を開始します。

本取り組みでは、KDDI総合研究所が提供するバイタルデータのリアルタイム分析・可視化技術を活用し、サウナで心身がリラックスした状態である「ととのう」体験をガイドする実証実験を行います。センサーデバイスを腕に装着し、自律神経活性度、交感神経優位度を推定することで自分に合ったサウナの入り方をスマートフォンで確認できます。

また、KDDIが提供する「Starlink」を活用した公衆Wi-Fiソリューション（以下 本サービス）を導入します。

KDDI総合研究所は、国内外の企業や研究機関とパートナーシップを組み、中長期的な社会・生活者の課題の解消と、生活者一人ひとりに最適化されたライフスタイルの実現を目指しています。生活の質を向上するための取り組みの一つとしてデータを活用した「ととのう」の体験を支援する研究開発を推進しています。

サウナ利用時における「ととのう」という心身のリラックス状態は感覚的であり、かつ実感には個人差があるため、自分に最適なサウナの入り方が分からないといった声が聞かれます。この解決に向け、KDDI総合研究所は2021年8月から「ととのう」プロセスの可視化について研究^（注2）を進めてきました。このたび、心拍間隔データを分析し、ととのった状態を示す自律神経活性度、交感神経優位度の状態を推定する手法を活用し、スマートフォン上にリアルタイムで可視化するアプリケーションを開発しました。

「ととのう」体験ガイドの専用アプリを使って、「ととのう」の実感とセンサーデバイスで取得したバイタルデータ（心拍間隔データ）から推定した「ととのう」の状態^（注3）が一致しているか、アプリからのアドバイスを受容できるかなどを、バイタルデータとアンケートの結果から検証します。

（1）実証日時

（2）実証場所

（3）実証に使用する機材（貸出し）

（4）「ととのう」体験の内容

本サービスは、衛星ブロードバンド「Starlink」と屋外用アクセスポイントのシンプルな構成のWi-Fiサービスで、KDDIとWi2が共同で提供しています。光ファイバー回線の敷設が不要なため、これまで通信環境の整備が困難だった山間部や諸島部などでも、容易かつ任意の場所にWi-Fiエリアを構築することが可能です。今回、「INN THE PARK 福岡」のプレイルームやレストランにおいて、「Starlink」の活用によるWi-Fiが無料でご利用いただけます。安定した通信環境でのワーケーションやSNS投稿などが可能です。

「INN THE PARK 福岡」内のプレイルーム、レストラン

無料

「INN THE PARK」は、“泊まれる公園”をコンセプトとする公園一体型宿泊施設です。「INN THE PARK 福岡」は、公園に泊まるという特別な体験をダイレクトに体感できる宿泊施設、飲食施設、温浴施設を付帯し幻想的で非日常な自然空間を演出します。いずれの施設からも博多湾と玄界灘から至近で、朝焼けし、煌びやかな港町博多の夜景だけでなく、遊園地や水族館、動物園などのたくさんのコンテンツもお楽しみいただけます。