6. おわりに：災害対策への取り組み

携帯電話ネットワークは、ケーブルを敷設すれば回線を増強できる有線通信と異なり、無線通信では使用できる電波が限られているため、多くのお客さまが同時に利用できる通信回線数にも限界があります。

地震など災害発生時には、被災地域の家族や知人への安否確認やお見舞いの電話が急激に増加し、被災地域における災害支援や救助活動のための重要な通信がつながりにくくなります。

これらの重要通信を確保するため、auとしては、お客さまに被災地域への通話を控えていただくこと、また通話をする場合は短くしていただき、災害用伝言板サービスやメールなどパケット通信をご利用いただくことをお願いします。

さらに被災地域においてau携帯電話をご利用のお客さまには、Eメールを受信する際に、Eメールの新着通知が受信しづらい状態となります。お客さま自ら「新着メール問合せ」を行うことで比較的にEメールを受信しやすくなりますので、災害直後の通信を避け、しばらくしてから「新着メール問合せ」を行っていただきますようお願いします。

KDDIでは、お客さまに安心してご利用いただける信頼性のあるネットワークを確保するよう日々努めておりますが、災害時におきましては、重要な通信確保のためにもお客さまのご理解・ご協力をお願いします。