「auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)へメール送信する際の注意事項」のよくあるご質問

auメールサーバは、世界中の多数のメールサーバからのメールを受信しており、常に設備の負荷は変動しております。従って一部のサーバから送信されるメール毎に保証するような閾値を設定することができません。しかしながら、禁止事項を充分考慮していただいた設備の負荷を与えない一般的な送信方法であれば問題なくメール送信が可能と考えております。なお、個別に設定値などをご提示いただいたとしてもこれらの理由から良否をKDDIから回答させていただくこともできません。

サービス全体の品質を維持する為に、必要に応じて受信ブロックをさせていただく場合がございます。通信事業者は通信の内容に関わらず公平に取り扱う義務がありますのでサービス品質の低下(輻輳)やその危険性がある場合は通信の中身に関わらず必要な措置を取らせていただきます。従ってほかの送信者の方と同様に「メール送信時のお願い」や「技術仕様」に記載した『auメールあてにメール送信する際の禁止行為』を考慮した送信をお願いします。

「auメールで受信できないもの」は、弊社サーバの仕様で明らかにメールを受け取ることができないものです。一方、「auメールあてにメール送信する際の禁止行為」は、弊社サーバの負荷を高め、サービスの安定運用に支障を与える可能性のある送信行為の例です。従ってサービス品質を低下もしくはその危険性が生じた場合には一時的に受信を拒否させていただく場合があります。

弊社サーバが一時的に輻輳状態となった場合や、輻輳の恐れがある場合に受信ブロックをする場合がございます。弊社サーバは受信ブロックを行った場合や輻輳状態となった場合には「無応答」「TCPのRESET」といった振舞いをする可能性があります。

一度に大量のメールを送信する、短時間に送信を繰り返す、メールサーバへ大量に接続を要求する行為は、設備の負荷を高め、安定したサービス提供に支障をきたす恐れがあるため、それを防ぐための受信ブロックにより、「無応答」「TCPのRESET」といった振る舞いをします。メールを送信される場合には、再度禁止行為に該当していないか、ご確認いただき、メールの送信方法を見直していただきますようお願いします。

一般的には送信元サーバで再送処理がなされます。その場合、送信元サーバの設定、送信元サーバの処理能力、再送待ちとなったメールの通数などにもよりますがメールが再度送信されるまでに数分から数日を要する場合があります。また送信元サーバの仕様によっては再送されない場合もありますのでどのような処理となるかについては送信側でご確認ください。

弊社サーバが輻輳状態もしくは輻輳の危険性があることから一時的に受信処理を制限している場合の事象です。輻輳の状態やタイミング、設備の違いによりどちらも発生します。

弊社サーバが輻輳状態である場合に、「無応答」「TCPのRESET」といった応答をします。輻輳状態は、その都度状況に応じて異なりますので、明確な基準や閾値などは提示できません。

弊社メールサーバは受信できない旨のエラーを返します。なお、存在しないメールアドレスのエラーメールとは異なります。

以下のようなエラーメールを返します。なおメール送信編に記載している通り、受信後に一定の条件で古いものから削除されます。

The user(s) account is temporarily over quota.

「CC:」「BCC:」も含んだ合計のあて先数となります。1通あたりの送信あて先数をできるだけ、少なくして送信するようお願いします。

なお、実際のあて先数は、あくまでRCPT TO数となりますので、実際のメールヘッダに記述してある数ではございません。メーリングリストで送信される場合には、大量の宛先を含んでいないかなどの確認が必要となります。

設備の増設やネットワーク設備の変更などに伴って、IPアドレスを変更する場合がございます。最新情報は以下ページに記載してございますので、そちらをご参照ください。

逆引きできない場合、DNSサーバの負担となりますので、禁止行為とさせていただいております。

ほかのお客さまが送信しづらい状況となりますので、そういった行為はお止めいただきますようお願いしております。 

動的IPアドレスからauメールにメールを送信する方法につきましては、ご契約されておりますISP事業者お問い合わせください。

固定IPアドレス契約以外で、インターネットに接続するたびにISPよりランダムに割り当てられるIPアドレスのことを動的IPアドレスといいます。

RFC2821ではEHLOもしくはHELOコマンドのどちらかが必ず存在しなければ ならないと規定されておりますので、EHLO/HELOコマンドが不正もしくは存在しないメール送信は禁止行為とさせていただいております。なお、 RFC2821では、ホスト名がない場合にはIPアドレス形式も許容されておりますが、「逆引きホスト名の存在しない送信元からのメール送信」も禁止行為 とさせていただいておりますので、EHLO/HELOドメインは必ずAレコードで解決できるFQDN形式のホスト名となるようお願いします。

「受信者が何らかの理由で、メールを受信できない状況にある」といった、Eメールアドレスが存在するにも関わらずメールを受信できない状況にある場合に関しては、一旦メールを受信した後にエラーメール(NDR)として返信します。

該当のアドレスをいつアドレスリストから削除されるかは、アドレスリストを管理されている管理者の判断によります。なお、できるだけ速やかに削除いたしませんと禁止行為に該当し、受信ブロックさせていただく場合がございますのでご注意ください。

禁止事項に該当していること以外は申し上げられません。問題を再発させない為にも禁止事項全般について、確認を行っていただき対策を実施してください。

最近、ブラックリストを利用したメールフィルタリング(注1)を受信側メールサーバで導入しているケースが増えてきており、それが原因でau発のメールが受け取れない事象が発生してしまう場合があるようです。このような事象を回避するためには、"au.com/ezweb.ne.jp"のドメインあるいは、auメールサーバの送信IPアドレスなどをあらかじめ、受信側メールサーバのフィルタリング設定にホワイトリスト登録を実施しておくなどの手段が有効です。

  1. ブラックリストに基づくメールフィルタリングサービスには、DNSBL(DNS-based Blackhole List)サービスを利用したものが存在します。DNSBLサービスはそれぞれの運用ポリシーの違いにより、リストに登録したり削除したりする基準が異なるため、利用にあたっては注意が必要です。

多数のメールサーバからのメールを受信しており、常に設備の負荷は変動しております。また、ほかの携帯電話のメールサーバへの受信状況は分かりませんので、一概にお応えすることはできません。

ISPよりサブアロケートされたIPアドレスを保有し、メールサーバを立てていらっしゃる方を対象としております。

ご注意事項

  • こちらのお問い合わせ窓口は、メールサーバ管理者を対象としております。メールサーバ管理者以外の方は、ご契約されているISPなどにお問い合わせください。
  • お問い合わせにおいては、「送信元サーバのIPアドレス」「fromアドレス」「メール送信日時」「メール送信時の事象」または、これらが分かるサーバのlog情報などを記入してください。
  • お問い合わせの際のサーバlog情報などは、正確な時刻(NTPサーバを利用するなど)で情報をお寄せください。
  • 弊社では、ご指定のメールアドレスあてへの迅速な回答を心がけておりますが、お問い合わせ内容によっては回答にお時間をいただく場合や、回答できない場合もございますので、あらかじめご了承願います。
  • 表記の金額は特に記載のある場合を除きすべて税込です。
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