本製品は背面カバー、USBカバーが完全に装着された状態で保護等級(JIS C 0920)のIPX5/8相当※1の防水性能および海水対応※2、またIP6X相当※3の防塵性能を有しております(当社試験方法による)。
また、米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gの22項目に独自の耐久試験5項目を加えた27項目に準拠しています(当社試験方法による)。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての状況での動作を保証するものではありません。また、無破損・無故障を保証するものではありません。
※1IPX5相当とは、内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。IPX8相当とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保つことです。
※2常温、かつ20kPa(水深最大約2.0m)の海水※に約60分沈めても本製品内部に浸水せず、電話機の性能を保つことを意味します。
海水:日本沿岸部の組成を模した人工海水を使用し、弊社独自の評価を行っております。なお、プールにつきましても日本国内の消毒基準で評価を行っております。
※3IP6X相当とは、防塵試験用粉塵(直径75μm以下)が入った装置に、電話機を8時間入れても内部に侵入しない機能を有することを意味します。
落下 |
高さ約2.0mから26方向で鉄板・コンクリートに落下させる試験 高さ約1.0mから500回連続落下させる試験 約100gの鋼球を1mの高さよりディスプレイ面に落下させる試験 |
衝撃 |
衝撃試験機に端末を取り付け、40Gの衝撃を6方向から3回与える試験 |
浸漬 |
約2.0mの水中に60分間浸漬する試験 |
風雨 |
降雨量1.7mm/min、6方向各30分間の降雨試験 風速18m/s環境下で30分間の降雨試験 |
雨滴 |
高さ1m雨滴(15分)の防水試験 |
粉塵 |
連続6時間(風速8.9m/sec、濃度10.6g/㎥)の粉塵試験 |
塩水噴霧 |
連続24時間の5%塩水噴霧後、24時間乾燥させる塩水耐久試験 |
湿度 |
連続10日間(95%RH)の高湿度試験 |
太陽光照射 |
連続20時間1,120W/㎡の日射後、4時間offを10日間繰り返す試験 |
振動 |
3時間(3方向各1時間/20~2,000Hz)の振動試験 |
氷・低温雨 |
-10℃の冷却水で6mm厚の氷が張るまで氷結させる試験 |
温度衝撃 |
-21~50℃の急激な温度変化で連続3時間の温度耐久試験 |
高温動作 |
動作環境:60℃で連続3時間、32〜49℃まで3サイクル温度変化させる動作試験 保管環境:70℃で連続4時間、30~60℃まで変化させる高温耐久試験 |
高温保管 |
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低温動作 |
動作環境:-21℃で連続3時間の動作試験 保管環境:-30℃で連続4時間の低温耐久試験 |
低温保管 |
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低圧動作 |
連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧動作/保管試験 |
低圧保管 |
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凍結-融解 |
-10℃環境で結露や霧を発生させ1時間維持し、25℃、95%RH環境で動作を確認する試験 |
耐荷重 |
均等に約100kgfの面荷重をかける試験 |
耐海水 |
常温、かつ20kPa(水深最大約2.0m)の海水に約60分沈める試験 |
正しくお使いいただくために、「ご使用にあたっての注意事項」の内容をよくお読みになってからご使用ください。記載されている内容を守らずにご使用になると、浸水や砂・異物などの混入の原因となり、発熱・発火・感電・傷害・故障のおそれがあります。
利用シーンは、上記条件で確認しており、実際の使用時、すべての状況での動作を保証するものではありません。お客様の取り扱いの不備による故障と認められた場合は、保証の対象外となります。
USBカバーをしっかり閉じ、背面カバーは完全に装着した状態にしてください。完全に閉まっていることで防水性能が発揮されます。
手や本製品が濡れている状態での背面カバー、USBカバーの開閉は絶対にしないでください。
水道水以外の液体(温泉の湯、石けん、洗剤、入浴剤の入った水、アルコール、ジュース、調味料など)に浸けたり、かけたりしないでください。また、ペットの尿がかかる場所での使用はしないでください。
かかった場合には、速やかに水道水で洗い流してください。
砂浜などの上に直に置かないでください。送話口(マイク)、スピーカーなどに砂などが入り音が小さくなったり、本体内に砂などが混入したりすると発熱や故障の原因となります。
お風呂場、台所など、湿気の多い場所での長時間の使用、保管はしないでください。
シャワーの温度程度のお湯(43℃以下)が端末にかかっても故障しないことを試験しています。
水抜き後も、水分が残っている場合があります。ご使用にはさしつかえありませんが、濡れては困るもののそばには置かないでください。また、服やかばんの中などを濡らすおそれがありますのでご注意ください。
送話口(マイク)に水がたまり、一時的に音が聞こえにくくなった場合は水抜きを行ってください。
耐水圧設計ではないので高い水圧を直接かけたり、長時間水中に沈めたりしないでください。
洗濯機や超音波洗浄機などで洗わないでください。
湯船には浸けないでください。耐熱設計ではありません。
急激な温度変化は、結露が発生し、故障の原因となります。寒い場所から暖かいお風呂場などに本製品を持ち込むときは、本体が常温になってから持ち込んでください。
本製品は水に浮きません。
USBカバーについて
USBカバーはしっかりと閉じ、背面カバーは完全に装着した状態にしてください。接触面に微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。
USBカバーを開閉したり、背面カバーを取り外し、取り付けたりする際は手袋などをしたまま操作しないでください。接触面は微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。カバーを閉じる際、わずかでも水滴・汚れなどが付着している場合は、乾いた清潔な布で拭き取ってください。
USBカバーに劣化・破損があるときは、防水性能を維持できません。
USBカバーの閉じかた カバーのヒンジを収納してからカバー全体を指の腹で押し込んでください。矢印の方向になぞり、カバーが浮いていることのないように確実に閉じてください。 背面カバーの取り付けかた(▶こちら) 背面カバーを取り付ける 背面カバーの先端2箇所のツメ部から背面カバーを斜めに挿入してから()、背面カバーの下端を押して()はめ込みます。 背面カバー全体に浮きがないように注意しながら、矢印の箇所を押してしっかりと閉じる ロックノブを時計回りに回転させて背面カバーをロックする 付属のLOCK回転工具(試供品)を使用してください。 |
水以外が付着した場合
万一、水以外(洗剤・アルコールなど)が付着してしまった場合、すぐに水で洗い流してください。
やや弱めの水流(6リットル/分以下)で蛇口やシャワーより約10cm離れた位置で常温(5℃~35℃)の水道水で洗えます。
汚れた場合、ブラシなどは使用せず、背面カバー、USBカバーが開かないように押さえながら手で洗ってください。
水に濡れた後は
水濡れ後は水抜きをし、背面カバーを外さないで、本体、背面カバーとも乾いた清潔な布で水を拭き取ってください。
寒冷地では本体に水滴が付着していると、凍結することがあります。凍結したままで使用すると故障の原因となります。水滴が付着したまま放置しないでください。
ゴムパッキンについて
USBカバー、背面カバー周囲のゴムパッキンは、防水性能を維持するため大切な役割をしています。傷付けたり、はがしたりしないでください。
USBカバー、背面カバーを閉める際はゴムパッキンを噛み込まないようご注意ください。噛み込んだまま無理に閉めようとすると、ゴムパッキンが傷付き、防水性能が維持できなくなる場合があります。接触面に微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。
水以外の液体(アルコールなど)が付着した場合は耐久性能を維持できなくなる場合があります。
USBカバー、背面カバーの隙間に、先のとがったものを差し込まないでください。本体が破損・変形したり、ゴムパッキンが傷付いたりするおそれがあり、浸水の原因となります。
防水性能を維持するための部品は、異常の有無にかかわらず2年ごとに交換することをおすすめします。部品の交換については、お近くのauショップまでご連絡ください。
耐熱性について
熱湯に浸けたり、熱湯をかけたりしないでください。また、サウナでの使用やドライヤーなどで熱風を当てないでください。本製品は耐熱設計ではありません。
衝撃について
本製品は耐衝撃性能を有しておりますが、日常生活における使用での耐衝撃性を想定していますので、投げつけたり、無理な落とし方をしたりするなど、過度な衝撃を与えた場合は壊れる可能性がありますのでご注意ください。
海水/水中での使用について
海水で使用する前に次の内容を確認してください。
USBカバー、背面カバーをしっかり閉じてください。完全に閉まっていることで防水性能が発揮されます。
接触面に微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。
背面カバーがロックされていることを確認してください。
海水で使用中、使用後は次の内容を確認してください。
手や本製品が海水に濡れている状態でのUSBカバー、背面カバーの開閉は絶対にしないでください。
背面カバーを開くとき、内側に水滴が入り込まないようにゆっくり開けてください。背面カバーの内側表面に水滴が付いた場合は、必ず拭きとってからご使用ください。
約20kPa(水深最大2.0m)を超えて、または水中で60分以上使用しないでください。
本製品は水中で沈みます。使用する際はストラップなどを利用して、水中に落とさないように注意してください。
水中での使用前には、USBカバーや背面カバーをしっかり閉じてください。
海水中での使用後は、USBカバーや正面カバーを開けて真水で洗浄してください。その際、背面カバーは絶対に開けないでください。
水に濡れた状態で背面カバーを絶対に開けないでください。
水中で本製品に衝撃を与えないでください。本製品を持って水中に飛び込んだり、急流や滝などの激しい水圧をかけたりしないでください。本製品に高い水圧が直接かかるようなご使用はしないでください。
洗浄方法は「お手入れのしかた」を参照して行ってください。
海水で使用後または浸かった場合は必ず洗浄を行い、充電を行う際には完全に乾いてから行ってください。
日焼け止めやサンオイルが付着すると、端末の表面の変色や故障の原因となることがあります。付着した場合は、速やかに洗い流してください。
水中ではタッチパネルは操作できません。
付属品、オプション品は防水/防塵性能を有しておりません。充電時、および充電後には次の点をご確認ください。
本体が濡れている状態では絶対に充電しないでください。火災、やけど、けが、感電などの原因となります。
本体が濡れていないかご確認ください。水に濡れた後に充電する場合は、よく水抜きをして乾いた清潔な布などで拭き取ってから、USBカバーを開いたりしてください。
USBカバーを開いて充電した場合には、充電後はしっかりとカバーを閉じてください。USBカバーからの浸水を防ぐため、別売のワイヤレス充電台を使用して充電することをおすすめします。
濡れた手で指定の充電用機器(別売)に触れないでください。感電の原因となります。
指定の充電用機器(別売)は、水のかからない状態で使用し、お風呂場、シャワー室、台所、洗面所などの水まわりでは使用しないでください。火災、やけど、感電・故障などの原因となります。また、充電しないときでも、お風呂場などに持ち込まないでください。火災、やけど、感電・故障などの原因となります。
海水や砂、泥、ほこりなどの異物が本製品に付着するような場所で使用したとき、そのまま使用すると故障の原因となる場合がありますので、次の方法でお手入れを実施してください。
電源を切り、背面カバーを付けたまま、弱めの水流(6リットル/分以下)で以下の箇所()を洗い流します。
ゴムパッキン部に砂や海水が残っていると防水性を損なうおそれがあります。ボタン類についても押しながら洗い流してください。
正面カバー(▶こちら)を取り外し、USBカバーを開けて、以下の箇所()を重点的に洗い流します。正面カバーも同様に洗い流してください。
洗面器に真水を5cmほど張り、そのままの状態で本体を軽く2分程度揺すり洗いします。正面カバーも同様に揺すり洗いをしてください。
柔らかい布で拭き取り、各端子カバーを押さえながら軽く叩き、水分を抜き取ってください。また、スピーカー部や気圧センサー部も同様にして軽く叩き、水分を抜き取ってください。
気圧センサー部に水分が付着していると、気圧センサーが正常に動作しない場合があります。
「水に濡れたときの水抜きについて」を参照し、水抜きをしてください。
十分に乾燥して、コネクタ部に水滴が残っていないことを確認し、USBカバーを閉じ、正面カバー(▶こちら)を取り付けてください。
memo |
USBカバーを閉じるときや、正面カバーを取り付けるときは、風通しの良い日陰で十分乾燥させるなどしてから、水滴が残っていないことを確認してから行ってください。また充電を行う際には完全に乾いてから行ってください。 |
本製品が水に濡れた場合、必ずスピーカー、送話口(マイク)、気圧センサーの水抜きをしてください。そのまま使用すると衣服やかばんなどを濡らしてしまう場合や音が聞こえにくくなる場合があります。
次の手順で水抜きを行ってください。
本製品表面の水分を繊維くずの出ない乾いた清潔な布などでよく拭き取ってください。
振りかたについて
本製品をしっかり持ち、水が出なくなるまで本製品を矢印方向に振ります。
振る際は周りに危険がないことを確認してください。
本製品が飛び出さないように、しっかりと持ち水抜きをしてください。
出てきた水分を拭き取ります。
送話口(マイク)、気圧センサー、スピーカー、外部接続端子部や各ボタンは特に水が抜けにくいため、押し付けるように各部分を下側にして拭き取ってください。
乾いたタオルや布の上に置き、常温でしばらく放置します。
繊維くずの出ない乾いた清潔な布などに本製品を軽く押し当て、送話口(マイク)・スピーカー・気圧センサーなどの隙間に入った水分を拭き取ってください。
本製品から出た水分を十分に取り除いてから常温で1時間以上放置して乾燥させてください。
上記手順を行った後でも、本製品に水分が残っている場合があります。濡れて困るもののそばには置かないでください。
また、衣服やかばんなどを濡らしてしまうおそれがありますのでご注意ください。
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