本製品は外部接続端子カバー、背面カバーが完全に装着された状態で保護等級(JIS C 0920)のIPX5※1相当、IPX7※2相当の防水性能およびIP5X※3相当の防塵性能を有しております(当社試験方法による)。
また、MIL規格準拠※4の耐衝撃性能を実現しております(当社試験方法による)。
正しくお使いいただくために、「ご使用にあたっての注意事項」の内容をよくお読みになってからご使用ください。記載されている内容を守らずにご使用になると、浸水や砂・異物などの混入の原因となり、発熱・発火・感電・傷害・故障のおそれがあります。
※1IPX5相当とは、内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。
※2IPX7相当とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mの水槽に静かに本製品を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保つことです。
※3IP5X相当とは、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れて攪拌(かくはん)させ、取り出したときに電話機の機能を有し、かつ安全に維持することを意味します。
※4MIL規格準拠
アメリカ国防総省が制定したMIL-STD-810G Method 516.6:Shockに準拠した落下試験(高さ1.22mから本製品を26方向で落下させる)を実施しています。
日常生活における使用での耐衝撃性を想定していますので、投げつけたり、無理な落とし方をするなど、過度な衝撃を与えた場合は壊れる可能性がありますのでご注意ください。また、本体の性能に異常がなくても落下衝撃にて傷などが発生します。
すべての状況での動作を保証するものではありません。お客様の取り扱いの不備による故障と認められた場合は、保証の対象外となります。
外部接続端子カバーをしっかり閉じ、背面カバーは完全に装着した状態にしてください。完全に閉まっていることで防水性能が発揮されます。
手や本製品が濡れている状態での外部接続端子カバー、背面カバーの開閉は絶対にしないでください。
水道水以外の液体(海水、プールの水、温泉の湯、石けん、洗剤、入浴剤の入った水、アルコール、ジュース、調味料など)に浸けたり、かけたりしないでください。また、ペットの尿がかかる場所での使用はしないでください。
かかった場合には、速やかに水道水で洗い流してください。
砂浜などの上に直に置かないでください。受話口、送話口(マイク)、スピーカー/防犯ブザースピーカーなどに砂などが入り音が小さくなったり、本体内に砂などが混入すると発熱や故障の原因となります。
水中で使用しないでください。
お風呂、台所など、湿気の多い場所での長時間の使用、保管はしないでください。
水抜き後も、水分が残っている場合があります。ご使用にはさしつかえありませんが、濡れては困るもののそばには置かないでください。また、服やかばんの中などを濡らすおそれがありますのでご注意ください。
受話口、送話口(マイク)、スピーカー/防犯ブザースピーカーなどに水がたまり、一時的に音が聞こえにくくなった場合は水抜きを行ってください。
耐水圧設計ではないので高い水圧を直接かけたり、長時間水中に沈めたりしないでください。
洗濯機や超音波洗浄機などで洗わないでください。
湯船には浸けないでください。耐熱設計ではありません。
急激な温度変化は、結露が発生し、故障の原因となります。寒い場所から暖かいお風呂場などに本製品を持ち込むときは、本体が常温になってから持ち込んでください。
本製品は水に浮きません。
外部接続端子カバー、背面カバーについて
外部接続端子カバーはしっかりと閉じ、背面カバーは完全に装着した状態にしてください。接触面に微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。
外部接続端子カバーを開閉したり、背面カバーを取り外し、取り付ける際は手袋などをしたまま操作しないでください。接触面は微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。カバーを閉じる際、わずかでも水滴・汚れなどが付着している場合は、乾いた清潔な布で拭き取ってください。
外部接続端子カバー、背面カバーに劣化・破損があるときは、防水性能を維持できません。
外部接続端子カバーの閉じかた カバーのヒンジを収納してからカバー全体を指の腹で押し込んでください。矢印の方向になぞり、カバーが浮いていることのないように確実に閉じてください。 |
背面カバーが浮いていることのないように、確実に閉じてください。 背面カバーと本体を合わせるように置き、矢印の方向にしっかり押さえ、取り付けます。 図のように背面カバー取り外し用工具(試供品)のネジ用を使って背面カバー止めネジ(試供品)を取り付けます。 図のようにネジカバーを矢印の方向に回転させます。 図のようにネジカバーを矢印の方向にしっかり取り付けます。 |
水以外が付着した場合
万一、水以外(海水・洗剤・アルコールなど)が付着してしまった場合、すぐに水で洗い流してください。
やや弱めの水流(6リットル/分以下)で蛇口やシャワーより約10cm離れた位置で常温(5℃~35℃)の水道水で洗えます。
汚れた場合、ブラシなどは使用せず、外部接続端子カバー、背面カバーが開かないように押さえながら手で洗ってください。
水に濡れた後は
水濡れ後は水抜きをし、背面カバーを外さないで、本体、背面カバーとも乾いた清潔な布で水を拭き取ってください。
寒冷地では本製品に水滴が付着していると、凍結することがあります。凍結したままで使用すると故障の原因となります。水滴が付着したまま放置しないでください。
ゴムパッキンについて
背面カバーを外した際に、背面カバー裏側のゴムパッキンおよび、スピーカー/防犯ブザースピーカー周りのゴムパッキンを傷付けたり、はがしたりしないでください。ゴムパッキンは、防水性能を維持するため大切な役割をしています。
背面カバーを閉める際はゴムパッキンを噛み込まないようご注意ください。噛み込んだまま無理に閉めようとすると、ゴムパッキンが傷付き、防水性能が維持できなくなる場合があります。接触面に微細なゴミ(髪の毛1本など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。
水以外の液体(アルコールなど)が付着した場合は耐久性能を維持できなくなる場合があります。
背面カバーの隙間に、先のとがったものを差し込まないでください。本体が破損・変形したり、ゴムパッキンが傷付くおそれがあり、浸水の原因となります。
防水性能を維持するための部品は、異常の有無にかかわらず2年ごとに交換することをおすすめします。部品の交換については、お近くのauショップまでご連絡ください。
耐熱性について
熱湯に浸けたり、熱湯をかけたりしないでください。また、サウナでの使用やドライヤーなどで熱風を当てないでください。本製品は耐熱設計ではありません。
防塵について
塵埃が本製品に付着したときには、直ちに水で洗い流すなどして完全に塵埃を除去してからご使用ください。
衝撃について
本製品は耐衝撃性能を有しておりますが、日常生活における使用での耐衝撃性を想定していますので、投げつけたり、無理な落とし方をするなど、過度な衝撃を与えた場合は壊れる可能性がありますのでご注意ください。
付属品、オプション品は防水/防塵性能を有しておりません。充電時、および充電後には次の点をご確認ください。
本製品が濡れている状態では絶対に充電しないでください。火災、やけど、けが、感電などの原因となります。
本製品が濡れていないかご確認ください。水に濡れた後に充電する場合は、よく水抜きをして乾いた清潔な布などで拭き取ってから、卓上ホルダ(別売)に差し込んだり、外部接続端子カバーを開いたりしてください。
外部接続端子カバーを開いて充電した場合には、充電後はしっかりとカバーを閉じてください。外部接続端子カバーからの浸水を防ぐため、卓上ホルダ(別売)を使用して充電することをおすすめします。
濡れた手で指定の充電用機器(別売)、卓上ホルダ(別売)に触れないでください。感電の原因となります。
指定の充電用機器(別売)、卓上ホルダ(別売)は、水のかからない状態で使用し、お風呂場、シャワー室、台所、洗面所などの水回りでは使用しないでください。火災、やけど、感電、故障などの原因となります。また、充電しないときでも、お風呂場などに持ち込まないでください。火災、やけど、感電、故障などの原因となります。
本製品を水に濡らした場合、必ず受話口、送話口(マイク)、スピーカー、防犯ブザースピーカー部の水抜きをしてください。そのまま使用すると衣服やかばんなどを濡らす場合や音が聞こえにくくなる場合があります。
次の手順で水抜きを行ってください。
本体表面の水分を繊維くずの出ない乾いた清潔な布などでよく拭き取ってください。 |
振りかたについて
本体をしっかり持ち、水が出なくなるまで本体を矢印方向に振ります。
防犯ブザー用ストラップ(試供品)は必ず外してください。
振る際は周りに危険がないことを確認してください。
本製品が飛び出さないように、しっかりと持ち水抜きをしてください。
受話口側/スピーカー/防犯ブザー |
防犯ブザースイッチ側/ |
出てきた水分を拭き取ります。
受話口、送話口(マイク)、スピーカー、防犯ブザースピーカー部は特に水が抜けにくいため、押し付けるように各部分を下側にして拭き取ってください。
乾いたタオルや布の上に置き、常温でしばらく放置します。
繊維くずの出ない乾いた清潔な布などに本体を軽く押し当て、受話口・送話口(マイク)・スピーカー/防犯ブザースピーカー・充電端子部などの隙間に入った水分を拭き取ってください。 |
本製品から出た水分を十分に取り除いてから常温で1時間以上放置して乾燥させてください。
水分が十分に取り除かれない場合、防犯ブザーなどの音圧が低下することがあります。
上記手順を行ったあとでも、本体に水分が残っている場合があります。濡れて困るもののそばには置かないでください。
また、衣服やかばんなどを濡らしてしまうおそれがありますのでご注意ください。
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