暗号化キーが通らない
-
1
はじめに
まず初めに、念のため以下の項目に問題がないか確認してください。
- auひかりの工事が完了しているか
- 無線LANの契約がされているか(ホームゲートウェイ内蔵無線LANを親機とする場合には、契約が必要です)
- ONU/モデム/モジュラージャックなど~ホームゲートウェイ間のLANケーブルの接続方法に問題がないか
②以降は、ホームゲートウェイ内蔵無線LAN親機(BL1000HW)を例に説明しています。
それ以外の機器をお使いになる場合は、ご使用の機器の取扱説明書などをご確認ください。 - auひかりの工事が完了しているか
-
2
ランプ状態の確認
BL1000HWの前面LEDランプ(無線ランプ)が緑点灯しているのかを確認してください。
- 無線ランプが緑色に点灯しているのが正常な状態です。
≪前面LEDランプ≫
無線ランプが赤色の場合
- 点灯の場合、DFS(※1)が起動中です。干渉しないチャネルに自動変更される為、2分以上時間を空けてから再度、接続を試みてください。
- 点滅の場合、WPS(※2)での無線LAN(Wi-Fi)接続に失敗しています。
ランプが緑色に変わってから2分以上時間を空けて再試行するか、無線接続方法を変えて接続を試みてください。
(QRコード読取りでの接続、または暗号化キーの手入力をお願いします。)
無線ランプがオレンジ色の場合
- 点灯の場合はWPS接続成功、点滅の場合はWPS接続中です。しばらく時間を空けて、緑色に変わるか確認してください。
<参考情報>
-
DFS(Dynamic Frequency Selection)とは?
気象/航空レーダー波などを検知すると、干渉を避けるために別チャネルに遷移させる機能のことを言います。
-
WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは?
WPS機能とは、無線自動設定を簡単に行える機能です。
BL1000HWはWPSに対応した子機を自動設定する機能を持っています。
≪前面LEDランプ≫
- 無線ランプが緑色に点灯しているのが正常な状態です。
-
3
再起動
BL1000HWの電源ケーブルを抜いて、1分ほど待ってから電源ケーブルを挿して再起動を行ってください。
無線ランプが緑点灯になるまでお待ちください。
- クイック設定Webの「保存」ボタンを押下していない場合、それまでに変更した設定が消えてしまうので、必ずクイック設定Webの「保存」ボタンを押下してから、再起動を行ってください。
≪クイック設定Webの保存ボタン位置≫
- クイック設定Webの「保存」ボタンを押下していない場合、それまでに変更した設定が消えてしまうので、必ずクイック設定Webの「保存」ボタンを押下してから、再起動を行ってください。
-
4
状態切り分け
現在どの方法で接続を試みているのか確認して、それぞれの項目を確認してください。
暗号化キー手入力の場合
- QRコード/WPS接続を試みてください。
QRコードの場合
- 正確な場所から、QRコードを読み取っているのか確認してください。
- QRコードが汚れなどで変化してないか/鮮明に映っているかの確認をしてください。
- 子機の無線LAN(Wi-Fi)設定をオンにしているのか/機内モードはオフになっているか確認してください。
- QRコード読み取り機能付きカメラアプリ、またはQR読取りアプリで実施しているか確認してください。
- iPhoneはiOS11以降の場合、デフォルトのカメラアプリで認識可能です。
- iOS以外の場合、機種やアプリによってQRコード読み取りでの接続ができないケースがあります。
- iPhoneはiOS11以降の場合、デフォルトのカメラアプリで認識可能です。
- SSID名と暗号化キーが初期設定のままかどうかの確認をしてください。
- どちらか一つでも変更していると認証が通りません。
- どちらか一つでも変更していると認証が通りません。
≪BL1000 QRコード位置≫
WPSの場合
- 子機がWPS対応機器なのか確認してください。(※iPhoneはWPS未対応です。)
- 親機と子機の距離を確認してください。(※目安は1m以内です。)
- 接続手順が合っているのか確認を確認してください。
- セカンダリSSID設定オンまたは、ステルス機能オンの場合は利用できません。
≪WPS接続方法≫
- セカンダリSSID設定オンまたは、ステルス機能オンの場合は利用できません。
- 無線のセキュリティ規格はWEP/WPA/WPA2があり、BL1000HWはWPA/WPA2に対応しています。
子機側がWEPにしか対応していない場合だと、接続することができません。
- QRコード/WPS接続を試みてください。
-
5
暗号化キーの確認
暗号化キーが初期設定のままなのか確認してください。
親機近く(1m以内が目安)でも認証が通らないのかの確認してください。
暗号化キーが初期設定のままの場合
- BL1000HWの側面にある初期暗号化キーを入力してください。
- Web PWではありません。
- Web PWではありません。
≪初期暗号化キー記載位置≫
暗号化キーを変更済みで、覚えていない場合
- クイック設定Webから暗号化キーの確認を行ってください。
クイック設定Webにログイン後、ホーム>ホームゲートウェイ詳細設定>「3.無線LAN」の無線LAN詳細設定(2.4GHz、または5GHz)の項目に進むと、それぞれの設定情報が確認できます。
- 確認ができない場合は、本体の初期化を行ってください。
- 暗号化キーが初期値に戻りますが、ほかのすべての設定も初期化されます。
≪初期化方法≫
<参考情報>
暗号化キーとは?
半角英数字(0~9、a~f)を使用した13桁の文字列で、無線接続のためのパスワードです。
- 暗号化キーが初期値に戻りますが、ほかのすべての設定も初期化されます。
- BL1000HWの側面にある初期暗号化キーを入力してください。
-
6
OSバージョンの確認
子機のOSバージョンが古い場合、接続に問題が出る可能性があります。最新のファームウェアにバージョンアップをお願いします。
-
7
さいごに
すべての項目を実施しても解決しない場合は恐れ入りますが、「KDDIお客さまセンター」までお問い合わせください。
お客さまの端末の状況を伺いながら、ご案内します。
<KDDIお客さまセンター>
0077-7084 (通話料無料)- 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
受付時間:9:00~18:00(年中無休)
- 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。