スマートフォンに潜んで大量のSMSを配信してしまうマルウェア(悪意のあるアプリ、ウイルス)が確認されています。このマルウェアによって送信されたSMSは送信履歴がスマートフォン上に残らないため、気づかないまま被害に遭い続けてしまうケースがあります。このサイトでは、実際の事例や被害に遭わないためのポイントをご説明します。
マルウェアの概要や感染手口、被害事例や対策方法などについて解説した動画をご覧いただけます。
マルウェアとは、コンピュータやスマートフォンなどの端末に侵入して不正な動作を行う、悪意のあるプログラムのことです。
近年、スマートフォンなどのモバイル端末向けに配信されるマルウェア(ウイルス)による被害が身近になっています。中でも、SMS(Short Message Service)の機能を乗っ取り、利用者が気づかないうちに詐欺SMSを無差別に大量配信するようなマルウェア(以下、ばらまき型マルウェア)は、数年にわたって感染を広げる活動を行っていることが分かっています。
以下では、このようなばらまき型マルウェアについて被害事例や感染する仕組みについてご紹介します。
ばらまき型マルウェアに感染すると、大量の詐欺SMSの送信元として悪意者に利用されてしまいます。
ばらまき型マルウェアはSMSなどのメッセージから誘導されるサイトでダウンロード・インストールするよう促されることがあります。
SMSが届く
SMSに記載されたリンク(URL)にアクセスする
アクセス先のサイトでアプリのダウンロード・インストールを求められる
ダウンロードしようとすると以下のような警告画面が表示されることがあります。
アプリをインストール(マルウェアに感染)
このように特に難しい操作なども必要なく、簡単にダウンロード・インストールできてしまいます。
マルウェアを配布するサイトやフィッシングサイトなどへ誘導する詐欺メッセージについては以下をご覧ください。
マルウェアに感染していないか確認する場合は、以下をご確認ください。
事前の対策方法については、以下をご確認ください。